Graphviz用のユーティリティ・スクリプト (Windows)

Graphviz用のユーティリティ・スクリプト*1を作りました。Windowsでのdotコマンド実行が、少しだけ楽になります。

概要

• 主に、エクスプローラでの操作を想定しています。
  1. DOTファイルをスクリプトにドラッグ・アンド・ドロップする。
  2. DOTファイルと同じフォルダに、画像ファイルが生成される。

• 実行時のレイアウトエンジン指定と出力フォーマット指定は不要です。
  (その代わりに、用意された複数のスクリプトの中から、指定したいレイアウトエンジンと出力フォーマットに応じたスクリプトを選びます。)

• 選択可能なレイアウトエンジンは、以下の通りです。
  dot, neato, fdp, sfdp, twopi, circo

• 選択可能な出力フォーマットは、以下の通りです。*2
  bmp, png, jpg, tiff, gif, svg, pdf, cmapx

• 出力ファイル名は、入力DOTファイル名をもとにして、自動的に決定されます。
  例えば、出力フォーマットが「png」の場合は、「abc.dot」は「abc.png」に変換されます。

• スクリプトファイルは、ファイル単体で動作します。好きなフォルダにコピーして使ってください。

• 一度に複数のDOTファイルを変換することも可能です。

• フォルダを渡すことも可能です。指定したフォルダ内の全てのDOTファイルが処理対象となります。

• コマンドラインでは、ワイルドカードが使用可能です。

ダウンロード

以下のファイルをダウンロードしてください。
dot2img-cmd-1.0.0.zip

その他

ライセンスは、修正BSDライセンスとしています。複製・再配布・改変などは自由ですが、自己責任でご利用ください。

*1:「Windows NT コマンド スクリプト」です。拡張子は「.cmd」です。いわゆるバッチファイルです。

*2:必要に応じて増やせます。